私たちの連絡事情
私たちが若かった頃は「The昭和」 連絡ツールにメールやLINEなんてなかった時代。 しかも大学生だったtakaさんは当時オンボロ下宿に住んでいた。 当然部屋に電話もない。 今思えばどうやって連絡を取り合ったり、会う約束までこぎつけてたの?って不思議に思うのだけど。 多分会う約束なんてしなかった。... 続きをみる
リスキーな女
私がリスクの事に神経質になるのには理由がある。 実はtakaさんとの事が一度夫にバレているから。 まだ私たちが再会して間もないころの事。 私は常時、気持ちが上がったり下がったりで恐ろしく情緒不安定な日々を過ごしていた。 自爆を繰り返してはtakaさんを突き放したり。 この頃も私から離れたくせに、こ... 続きをみる
restart 2
待ち合わせ場所は お互いの居住区から車で30分ほど離れたショッピングモールの駐車場。 takaさんの車が見えたと同時に、子供のように手を振るおじさんの姿も見えて笑ってしまいそうになるけど、ここはグッと我慢! takaさんの車は某輸入車。 調子こいてた時に購入したイケてる車。 なのに全然洗ってないか... 続きをみる
restart 1
ムラゴンからの卒業宣言も虚しく... 普通の主婦に戻る事もなく、この記事を書いている私って何なん? お察しの通りタイトル通りの流れになってしまってネタバレ感満載の記事となっております。 とてもお恥ずかしいのですが 書かずにいられないのです。 誰に聞いて欲しいわけではないけれど、昔から文章にすると頭... 続きをみる
卒業
私はやっぱり割り切れなかったんだ。 35年前、私からtakaさんの手を離してしまったくせに。 「あみを幸せにできるのは僕だけだ!」 何度も何度も私を引き戻そうとしてくれたのに、あの時私はtakaさんの気持ちに応える事ができなかった。 その後やっと気がついたんだ。 私にはやっぱりtakaさんだっ... 続きをみる