時を超えて〜Endless Love

18歳の時に知り合った彼と再会。くっついたり離れたりを何度も何度も繰り返して現在に至ります。

私たちの連絡事情

私たちが若かった頃は「The昭和」


連絡ツールにメールやLINEなんてなかった時代。


しかも大学生だったtakaさんは当時オンボロ下宿に住んでいた。

当然部屋に電話もない。


今思えばどうやって連絡を取り合ったり、会う約束までこぎつけてたの?って不思議に思うのだけど。


多分会う約束なんてしなかった。


基本気が向いた時に私がtakaさんの部屋に行く。

takaさんは私がいつ来てもいいように部屋に鍵はかけてなかった。

留守の時はしばらく待つ。

留守でも「すぐに帰るよ」って時は電気を点けたまま外出してくれていたので、わかりやすかった。

帰って来なければ、置き手紙をして帰る。


少し間が空いてしまうと、takaさんが近くのタバコ屋の公衆電話から電話をかけてきた...という昭和感満載の連絡の取り方だった。



なのでtakaさんがこんなにも連絡不精だった事に気がつくわけもなく。


ただ...そういえば年に2〜3度実家に帰る時は、まず一度も連絡をしてこなかったな〜と...


1ヶ月以上帰ってこない時も多々あったのに、連絡があったと思ったら「帰ってきたよ」

こんな感じ。


実は私達が別れたのは21歳の春。


takaさんが実家に帰ったまま連絡もなく

あまりにも放置しすぎた間に

私は同じ職場の男性に心ごと持っていかれてしまったのだ。


大学生と大人の社会人。

近くにいる人いない人。

21歳の小娘にとって、この差は歴然だった。


takaさんが以前

「あの時あみを引き止められなくてごめん」

と言ってくれた事がある。


悪いのは待てなかった私なのにね。



いつかの2人の会話。


私「私達が付き合ってた時代に携帯があったらどうなってたかな?」


takaさん「きっと結婚してたね」


私「そうだね」


(嘘)


いやいや..私的に多分それはない気がする。


多分連絡があるとかないとか。

返信があるとかないとかで揉めに揉めた末に、私はマメな男と結婚したに違いない(笑)



そうそう!

先日も絶賛就活中のtakaさんの二時面接日に

「面接お疲れ様でした〜」とLINEを送ってみた。


案の定既読はつくもシーーーン。


「平成」の私だったら


「え?どういうこと?」

「手応えなかったってこと?」

「っていうか普通返信くらいするよね?」


なんて事を思って追いLINEしまくったあげく

最後は暴れていたかも(笑)



とりあえず「令和」の私は

結果が出た時に連絡が来るか。

次会った時に報告するのか。

そのどちらかだと思うので気長に待つ事にしようと思えるようになった。



だってそれがtakaさんなのだから仕方ない。



それまで私は私の時間を精一杯楽しむ♬

こっちの方が断然いいって事に気がついた

「令和」の私万歳!






今日もお読みいただきありがとうございます。

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