私はやっぱり割り切れなかったんだ。　　

35年前、私からtakaさんの手を離してしまったくせに。

「あみを幸せにできるのは僕だけだ！」

何度も何度も私を引き戻そうとしてくれたのに、あの時私はtakaさんの気持ちに応える事ができなかった。

その後やっと気がついたんだ。

私にはやっぱりtakaさんだって。

でももっともっと早く気がつくべきだった。

もうその時はtakaさんの隣には私の知らない人がいた。

心がザワザワした。

でも強がるしかない。

takaさんからもらった結婚報告にも

「良かったね。おめでとう！

もう私なんかに電話してきたりしちゃダメだよ！」

そんな事を伝えたような気がする。

後悔先に立たず。

もしあの時こうしていたら...

私は今ごろtakaさんの隣にいたのかな...何て事を考えてしまう。

私が悪いのに。

それなのに。

勝手だけど家族の話しになるととても辛くなる。

takaさんの幸せを心から喜べなくなる。

そんな自分がどんどん嫌になる。

そして私は今回もこの辛さから逃げるんだ。

takaさんに送った最後のLINEは

「私たちが繋がっていい理由なんてひとつもない。

あなたは今ステキな家族に守られてる。

あなたと暮らせると信じて家族は頑張ってきた。

こんな事が分かったらあなたは捨てられてしまう！

だから私の存在はなかった事に」

今までのやり取りも連絡先も消して欲しいとお願いした。

わたしの精一杯の強がりにtakaさんからの返信は何もない。

これもいつものこと。

無視してやり過ごして、ほとぼりが冷めた頃にポツリと連絡をよこしてくるのがいつものパターン。

だとしても今度ばかりは無理。

今さらながらtakaさんからもらったひとつひとつの言葉をかき集めてる。

「僕たちは永遠」

「僕たちの事は僕たちにしかわからない」

「僕は死ぬまであみを守るよ」

「いつも心の中で抱きしめてる」

そうだね。

「私たちは永遠」

「私たちの事は私たちにしかわからない！

「私もいつも心の中で抱きしめてるよ」

そして

「私も死ぬまでtakaさんを守る」

だからこれから先もずっとtakaさんから離れるんだ。

キレイゴトだけど

そう思ったらもう2度と繋がらないでいられる。

お互いの面倒くさいこと全部横に置いて「好き」という気持ちだけで繋がる事ができたなら、どれだけ楽だったかな。

ただ、今回の(笑)サヨナラはいつもと違って

泣かずに終われた事が何より。

今心の中に少し残ってるモヤモヤも

あとちょっとで消える気がする。

「一緒に満開の桜を見よう」

この約束は叶えられないけど

この春1人で桜を見ながらtakaさんから卒業するんだ！

さよならtakaさん！

頑張れ私！

この度はご訪問ありがとうございました。

拙い投稿でしたが読んで下さった事で、私たちの最後を見届けていただき感謝でいっぱいです。

思い返せば2014年からムラゴンさんにお世話になっていました。

私とtakaさんとの秘密の恋。

何処にもぶつけようのない思いを書き綴る事で心の平穏を保っていた気がします。

ムラゴンでは沢山のお友達もできました。

お互いに泣いたり笑ったり。

今でも見守り続けて下さって感謝しかないです。

そのおかげで今日まで孤独に陥らずに元気に過ごす事ができました。

「18年愛ストーリー」の

美緒子さんどうされてますか？

たかしさんもお元気ですか？

沢山心配していただいて本当にありがとうございました。

さとさん、元気かな？

今では連絡が取れなくなってしまったおふたりに伝えたいのもあって...

この記事を目にする事はないかもしれないけれど。

今回の投稿はこのままにしておきたいと思います。

どうかこれからも皆様にとってステキな未来が広がりますように。

そう願ってこの投稿を最後にムラゴンからも卒業したいと思います。

今日まで本当にありがとうございました。

あみ