幕引きの雰囲気をぷんぷんと漂わせたLINEに
返信なんてあるはずもない。
物理的距離は近くなっても心の距離は離れた感満載!
何といっても会わなくなって7年だもの!
いまさら感も半端ない。
ところが
ところが
takaさんって人は昔からこういう雰囲気をあっさり壊すのが得意だったりするわけで。
しかもこっちが完全に油断してるところに
「会いたくなっちゃった」
なんて直球を投げて来たー!
どうしよう?
こういう場合なんて返す?
「私も」とか?
いやいやいや
今の私にこんな返信ないない!
だって待ってたみたいじゃん?
とりあえず笑っとくか?
「あはは〜」
takaさんこれにはまったくの無反応(笑)
よしよしこれで良き良き
会わなくてもtakaさんが元気になった事がわかっただけで十分。
数年前にも会う事を試みた事があったのだけど、その時はtakaさんの病状が気持ちに追いつかずに会う事は叶わなかった。
心の病気は本当に厄介。
それでもtakaさんは本当に限界が来たら
その時は私に一番に連絡すると言ってくれた。
限界って?
どういうこと?
だから絶対死なないで!って
それだけは伝えた。
たまに芸能人の悲しい自死のニュースが流れると気が気じゃなかった。
その時の事を思うと
元気になってくれた事が嬉しい。
生き抜いてくれた事が嬉しい。
別に会わなくてもそれだけで十分。
ところが...
「来週の水曜日か木曜日忙しい?」
って、、、まさかの具体案ですか?
進めてきますか?
会っていいのかな?
と迷いつつスケジュールを確認。
「木曜日かな」と返してしまった。
takaさん「木曜日会える?」
私 「うん」
takaさん「9時から16時の間って大丈夫?」 私 「大丈夫」
takaさん「WAO!」
WAO!って...笑
更に
「どれくらいぶりだろう
ドキドキしてきた」って...笑笑
私はね
いい感じで平常心よ。
7年だもん。
ドキドキもへったくれもないわけよ。
とりあえず今のtakaさんを確認しよう。
それはしなくちゃいけない気がする。
takaさんがどうして病んだのかはっきりとした理由はわからない。
私に当時、弁護士を知っていたら紹介して欲しいと言って来たくらいだから多分職場で何かあった事には違いないんだろう。
なので
「色んな事ゆっくり話したい」
と伝えた。
というわけで
7年ぶりのデート?の約束。
どんな再会になるのか分からないけど。
お互いに色んな事を乗り越えたからこそ、笑顔で会える気がする。
たくさん笑い合えたらいいな。